コロナ禍の中、免疫力を高める睡眠の質はますます重要になっています。快適な睡眠の指標に室温、湿度、照度、空気流量、音、寝具の快適さなど様々ありますが、空気の成分には触れられることは少ないと感じます。しかし、私たちは一日に15kgの空気を呼吸で取り込みます。食べ物の1kg、水の2kgに比べても非常に多いことがわかります。その空気が私たちの健康に影響することはpm2.5や光化学スモッグでも明らか。いかに快適な空気の中で、睡眠をとるかは重要なことだと感じています。
私たちが分析し明らかにしてきたプリンセスパインの放散成分には睡眠の質を改善し肌質まで改善する酢酸ボルニル※が存在しています。この木材を使用することで室内に成分が放散、その空間にいる人の睡眠の質を改善できる可能性を秘めています。現在、どのくらいの木材量が適正なのかを調べるため準備中です。ただ、成分をアクティブに摂取することで同様の効果が得られると考え、導管を潰さず薄くスライスされたカンナ屑でその効果を試してきています。
※「睡眠誘導効果をもつ(−)−酢酸ボルニルの睡眠促進効果 ならびに肌質改善効果」2016 九州大学 農学院准教授 清水邦義氏他
この半年モニターをお願いしその効果を確認してきていますが、寝つきが良くなった、夢見が少なくなったなど、好意的な意見が多いです。ただ睡眠というのは主観でしか判断できないので第三者にもわかりやすく見える化してみることにしました。使用したのはウェアラブル端末Garmin。最新のセンサーで科学的に睡眠の質を分析しました。
レムと浅い睡眠しかない状態
レムが少ない
レム、ノンレム(浅い・深い)にはそれぞれ役割があり、深い睡眠だけがいいのではありません。バランスの取れた睡眠こそが良質なもの。酢酸ボルニルを取り込むことで、睡眠の質を変えることができます。室内環境や体調も影響するので、必ず良い眠りが約束されるわけではありませんが、自然のオーガニック成分が優しく眠りをサポートしてくれるのです。
使用しているのはPP-bag(眠り姫)。カンナ屑の入った内袋が麻袋に入っています。詳細は画像をクリックして参照ください。