HARA DESIGN LAB.×Cure Furnishing・6mを超えるキッチン、各種収納製作・単なる木質化ではないプラスアルファの木材活用・成分豊富な天然乾燥材を適所に使用

名古屋ケーススタディ
プロジェクト概要(Case Study)
場所 : 愛知県名古屋市 
形態:マンション リノベーション
建築デザイン設計:HARA DESIGN LAB.
家具デザイン設計製作:マキノウッドワークス
竣工:2020. 2
仕様:全ての家具を飛騨のナラ、桐、シナの無垢材を使い製作。
外部は柿渋塗布後、天然蜜蝋ワックス(工房自家製)仕上げ、
内部は無塗装、ビンテージ家具に合わせた革はHIDA Leather®を特注製作
現しとなる建築部材に天然乾燥のみで仕上げた飛騨のクリ材を使用
ウレタン塗装や合板使用を避けた室内空気質のためのキュア仕様

鉄筋コンクリート造のマンションをフルリノベーションして快適な居住空間を生み出すためのプロジェクト。年を重ねるごとに、美しくなるモノづくりをコンセプトに掲げる原氏によるデザイン・設計された居住空間に、造作家具を製作させていただきました。

単なる木質化であれば、見えない部分は合板を使用するなど効率化を求められますが、室内空気質を考えるキュアファニシングを採用していただいたことから、下地素材、塗料を含め細心の設計が施されています。

現しとなる柱やカウンター材料にも、飛騨の工房で細かな装飾を施した上で現場納品。現場との連携もスムーズに行うことができました。天然乾燥のみで仕上げた建材からは、木の成分が豊富に放散されます。

今回は家具、建材ともに素材感を合わせるために、全て飛騨産の材料で揃え、下地に天然発酵塗料である柿渋、その上に工房自家製の蜜蝋オイルワックスを塗布することで統一感を出しています。

一方、収納内部は庫内の収納物が汚染されないように無垢材を無塗装で使用しています。詳しくはこちらをご覧ください。

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キッチン設計中 キュア仕様 マキノウッドワークス

お持ちのビンテージ家具に合わせる革としてHIDA Leather®を選んでいただき、この家具のために革の色味から検討し、特注製作いたしました。木部との経年変化を考え、フル植物タンニン鞣しを採用。染色のみ施し、経年変化を阻害しないようにしてあります。なお、ビンテージ家具や革に対する考え方、半年使用した際の使用感について原氏による考察がありますのでこちらも合わせてご覧ください。

 【原氏による革に関する考察はこちらから】

Cure Furnishing

 

気候変動が深刻になっている今、単なる木質化ではなく、その効果を計算した上で適切な木材を適切な量使うことがますます重要になっていくと考えています。(このケーススタディでは定期的な見学会を開催予定です)

プロジェクト概要(Case Study)
場所 : 愛知県名古屋市
形態:マンション リノベーション
建築デザイン設計:HARA DESIGN LAB.
家具デザイン設計製作:マキノウッドワークス
竣工:2020. 2
仕様:全ての家具を飛騨のナラ、桐、シナの無垢材を使い製作。
外部は柿渋塗布後、天然蜜蝋ワックス(工房自家製)仕上げ、
内部は無塗装、ビンテージ家具に合わせた革はHIDA Leather®を特注製作
現しとなる建築部材に天然乾燥のみで仕上げた飛騨のクリ材を使用
ウレタン塗装や合板使用を避けた室内空気質のためのキュア仕様
>Cure Furnishing キュア ファニシング

Cure Furnishing キュア ファニシング

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